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国別宿泊者数割合2019 Business Analysis 1

おしごと Owner's Works

今日のブログは、宿泊・観光業界関係者にしか面白くない内容でお届けします。
この閑散期を利用して、昨年、2018年のゲストハウス若葉屋の宿泊分析を行っています。
以下、のべ人泊数でのカウントです。


(インバウンド率 2018)

まずは、インバウンド率は37%。
今年は、OTAでの販売を抑制した結果、日本人が利用しやすい直予約が増加しました。
また、日本人のお客さまによるお仕事でのリピート、長期滞在が多い年でもありました。


(インバウンド率 2017)

若葉屋で海外系OTAの導入が通年となったのが2016年からで、2016年のインバウンド率は45%、翌2017年は46%だったので、2018年の37%はかなり下がった(下げた)と言えます。

2018年は年間売上高に対する、OTAへの支払手数料の割合は、明らかな減少となりました。
売上は去年よりも多いのに、支払手数料は去年よりも少ないです。


(国別宿泊者数の割合 2018)

次に、2018年の国別宿泊者数の割合です。

2018年の特徴は、韓国のお客さまの激増です。
韓国のお客さまの割合は、2014年が5%、2015年が5%、2016年が4%、2017年が8%だったので、2018年の19%は激増です。
中華系をごぼう抜きしての、トップです。

一方、中華系の中国本土、香港マカオ、台湾はそれぞれ、前年より5%以上の減少。
とは言え、この3地域だけで、全インバウンドのうちの3割強を占めます。

韓国とならんで、激増したところがもう一つ。
フランスです。
フランスはこれまでも、欧州の中では突出して多い国ではありましたが、それでもインバウンド全体の10%足らずでした。
今や中国本土とほぼ並び、香港、台湾よりも多くなっています。


(国別宿泊者数の割合 2017)

まだまだ少数派ではあるものの、増えてきているのが、大洋州。
つまりは、オーストラリアです。
宿泊人泊数は、2014年が9、2015年が22、2016年が4、2017年が6で、2018年は33人泊。
香川県へのオーストラリア人の宿泊者数の増減を知りませんが、若葉屋では昨年比5倍。
これはおそらく、Lonely Planetに若葉屋が掲載された影響があるように思います。

(Lonely Planet掲載の件はこちら

Lonely Planetは、もともと、オーストラリアで生まれ、欧米で絶大な人気のガイドブックなので。

さて、2019年、瀬戸内国際芸術祭の年はどうなるでしょうか。


(国別宿泊者数の割合 2016)

前回、2016年はこのようでした。
2018年と全然、違います。
台湾だけで32%!

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