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知られざる和三盆の世界 An Unknown Japanese Sweat “Wasambon”

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和三盆(わさんぼん)って、知っていますか?
香川のおみやげといえばやはり、うどんが定番ですが、実は和三盆も香川を代表するおみやげです。
で、和三盆が何かといえば、砂糖、です。
原材料は本当に砂糖だけ。
これでは惹かれませんね。
しかし、ぜひ一度、騙されたと思ってこの和三盆を食べてみてください!
確かに砂糖だけなのですが、その砂糖はきっと、みなさんがこれまで口にしてきた砂糖とは、まったくもって異なるものです。
なんとも上品な、優しい甘さが口に広がります。

Do you know “wasambon”?
Wasambon is a sugar sweet.
But when you try it, you’ll find that this sugar is quite different from the ones you’ve eaten before.


その砂糖を木型に押し込んで成形するのですが、この木型はさて、どこで作られているのか。
実は、若葉屋から徒歩5分ぐらい行ったところにある、木型工房市原さんです。
ショールームにはいろんな大きさ、形の木型が並んでいます。
この菓子木型を作る職人さんは日本にほんの数人しかおらず、そのうちのおひとりが、ご近所におられるのです。
ちなみに、伝統工芸士です。

Wasambon is shaped with these wooden molds and molds.
Craftsmen of these traditional molds for sweet are very few in Japan and one of them lives nearby Wakabaya.


そんな貴重な伝統工芸の技術、文化、歴史を受け継ぐ工房に隣接する、豆花さんでは和三盆づくりを体験できます。
この前、家族で体験してきました。

You can try to make a wasambon at the studio of Mamehana, which keeps precious history, culture, and skill of traditional handcraft.
I tried it with my family.


鯛、小鳥、うさぎ、たけのこ、雪だるまなど、いろんな形の和三盆ができました。
和三盆を食べたことのある人も少ないと思いますが、できたての和三盆となると、いよいよ、食べる機会がありません。
ここでは、できたての和三盆が食べられます。
言葉では表現できませんので、ぜひ、実際に作って、食べてみてください。

We made many wasambon in the shapes of fish and bird etc.
Even to eat wasambon is rare, to eat fresh one is more.
You can do it here.


できあがったものは箱に詰めて、持ち帰れます。
いいおみやげになります。
この量をおみやげ屋さんで買うと、700円ぐらいはします。
豆花さんでは体験をさせてもらえて1,000円なので高くないですね。

And you can take out your own wasambon as a souvenir.


話は変わりまして、先日、高松市観光交流課主催の、観光まちづくりカレッジに参加してきました。
我が班の作業。
この模造紙の右下に「見るだけじゃない これからの観光」という群ができました。

By the way, I participated in a workshop organized by the tourism bureau.
We wrote, “new tourism, not just sightSEEING” on this working paper.

和三盆という香川の伝統。
見るだけ、買うだけ、食べるだけでなく、作ってみてはいかがでしょう。

Wasambon; a tradition of Kagawa.
Not only see, buy and eat it, let’s try to make it!

豆花
TEL:087-831-3712
香川県高松市花園町1-9-13
http://www.mamehana-kasikigata.com/

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