高雄から足を伸ばして、三地門郷へ。
台湾の先住民たちが多く暮らす村です。
今回の台湾の旅で触れてみたかった世界のひとつです。
高雄から屏東まで鉄道、屏東からバスで三地門郷に到着。
先住民カラーがごりごり出てきました。
村内にある台湾原住民族文化園区にて、アミ族の音楽や踊りを鑑賞します。
台湾先住民は、アジア系というよりは、太平洋系の文化圏です。
この文化園区のある村では、明らかに漢族とは異なる顔つきの人たちを多く見かけました。
きっと、パイワン族です。
台北などの都市部でも、意識してみると、ちらほらと先住民の人たちを見かけます。
さて、高雄に戻ってきまして、今度は台南に向けて移動です。
駅で作務衣を着たおばちゃんが飴ちゃんをくれました。
まだ幸太郎は食べられませんが、飴のビニール包装がおもちゃになります。
台南では、「ようこそ 若宮武様」と張り出しのある華都商務飯店に宿泊しました。
以前、若葉屋にお泊まりいただいた、台湾からのお客さんが手配してくださいました。
このホテルの元ホテルマンです。
日本人の宿泊客が多いようで、流暢な日本語を話すスタッフもいれば、日本の漫画本も置いてありました。
台湾といえば食!
その中でも、古都、台南は食の都。
ホテルから15分ぐらい歩いて、花園夜市にやってきました。
台北の饒河街観光夜市よりも安く、高雄の六合観光夜市よりもでかいです。
すごい活気!
台南市内で約80年ぶりに再オープンした林百貨。
これまたすごい人!
台湾には、戦前の日本を感じさせるノスタルジックな場所が各地にあります。
それを、日本人だけでなく、台湾の人たちも自然と懐かしむ。
なんとも、複雑な気持ちにもなりました。
台南からバスで新營という町へ。
新營からさらに、バスで白河という町へ。
白河のバス窓口はセブンイレブン店内にあります。
平日のローカルバスはがらがらで、私たち家族と、「日本語、もう忘れた」と上手な日本語で話す80代のおばあちゃんだけでした。
そして、行き着いた先は関子嶺温泉。
ご覧のとおり、泥温泉です。
宿泊した仁惠皇家溫泉山莊の部屋風呂も、蛇口をひねればこの濃い泥の温泉が出てきます。
関子嶺警光山荘でも日帰り湯をしました。
こちらは男女別の裸入浴の公衆浴場。
幸太郎は女風呂でおばちゃんたちのアイドルだったそう。