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香川せとうちアート観光圏 A Local Tourism Meeting

おしごと Owner's Works

我が家に幸太郎が生まれて4日。
Facebookでコメントやメッセージ、また、個別にメールをいただいたみなさん、ありがとうございます!
まだ返信する余裕のない日々ですが、ひとつひとつ、全部、読んでいます。
私たち夫婦の友人、知人だけでなく、ゲストハウス若葉屋に泊まっていただいたお客さんたちからもお祝いのコメントをいただき、嬉しい限りです。


さて、そんな今日、珍しくスーツを着てネクタイを締めて、こちらへ行ってきました。
香川ファン、建築ファンの方ならご存知、香川県庁東館です。
そう、丹下健三作の香川県庁東館です。
ゲストハウス若葉屋に泊まられた何人ものお客さんが訪ねている、香川を代表する観光スポット。
私たち香川県民にとってはここは県庁であって、用事で来ることのほうが多いです。


今日の用事は「香川せとうちアート観光圏 観光地域づくりワークショップ」への出席です。
各市町村の観光協会ごとにそれぞれの観光パンフレットを作ったり、各宿泊施設やイベント団体ごとに集客PRをしたりしているようでは、滞在周遊型の観光客のニーズは満たせませんよ、限界がありますよ。
という趣旨のワークショップです。
ゲストハウスをやっていると、「はい、おっしゃるとおりでございます」と日々、実感しますね。
今現在、日本各地に10の「観光圏」があるそうですが、香川せとうちアート観光圏は、香川県内全域をひとつの観光圏とし、その認定を目指しているところです。

そういうわけで、このワークショップには香川県、小豆島、観音寺、琴平などの各地観光協会、多度津や三豊のまち歩き団体、地銀、香川大学、高松の旅館組合、サーカス主催団体、音楽イベント主催団体、こえび隊などなど、県内各地のいろんな観光アクターが集結し、そこに僭越ながらゲストハウス若葉屋も呼んでいただきました。
この香川という地域がアートや建築や島やうどんで魅力的になっていく。
その流れに乗って、若葉屋も千客万来、商売繁盛、バンザイ。
そんなんではいかんと思うのです。

私が以前、勤めていたホテルでは毎日、100人以上の宿泊がありました。
一方、昨夜の若葉屋では3人の宿泊です。
それでも1日あたりのお客さんとの会話は若葉屋でのほうが数十倍も、親密で充実しています。
このお客さんとの会話、コミュニケーションを日々、経験している各ゲストハウスは、地域の観光を盛り上げるのに十分、力を発揮できると思うのです。

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