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座卓の新しい生活様式

おしごと Owner's Works

今夜はお客さんゼロで、静かに鎮座する、若葉屋の座卓です。

一方、昨夜は楽しそうでしたよ。
2日間、ゴルフ三昧の男性4人組がご宿泊されました。
近所の居酒屋で飲んで帰って、さらに若葉屋の居間で座卓を囲んでの飲み直し。
うち何人かは、そのまま居間でご就寝です。

めっちゃ、楽しいやつですよ。

このコロナ禍で、1日1組限定にしているからこそ、気心知れた仲間どうしでの飲み。
ほかにお客さんが居ないので、時間が遅くても、誰かに気を使う必要もありません。

同様に、お子様連れのご家族での宿泊だと、夕食時や朝食時は、この座卓がおうちの食卓そのものとなります。

去年の今ごろだと、瀬戸内国際芸術祭の夏会期中だったので、見ず知らずの旅人たちが、「今日はどの島に行きましたか?」なんて会話が、この座卓を囲んでいました。
それも、多国籍で。

きっと、座卓も気づいているんでしょう。

「なんか今年は、今までと様子が違うな。『新しい生活様式』だっけ?」

以前、ブログでも書いたように、この4月に、座卓は中田漆木(なかたしっき)で塗り直しをしてもらいました。

その時の、工房での作業の様子です。

中田漆木があるのは、若葉屋から自転車で数分の、高松市松島町です。
ちょうど、若葉屋と、私の両親が暮らす実家の中間ぐらいにあたります。

これもコロナ禍での新しい生活様式というか、宿が忙しくないからこその時間の過ごし方なのでしょうが、最近、城下町・高松の中心部や、その周縁地である若葉屋〜松島〜実家エリアの歴史について勉強をしています。

それについては、また今度のブログにて。

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