会議、研修、調査

昨日は一日中、県都Nioro市に上がっていました。

まずは配属先である森林局へ11月度の活動報告書を提出しに。
いろいろと、局長と話したいこともあったので、お話。

それから、地元NGO、Symbioseの会議へ。
この会議には、Symbioseの支援を受ける12の住民組織、
PENC(ペンチ)の代表者たちが集まり、その中のPENC
Diama Gadioの代表、Backa Cisse氏に会うのが最大の目的。
彼は近々、養蜂研修を開くつもりで、俺に協力を
求めてきているので、その打ち合わせがしたくて。
1/4に研修をやるっぽいですが、全然準備ができて
なさそうなので、また、延期になるような気もします。

そんな彼にももちろん会えましたが、この会議に
来ると、見知った面々が一堂に会していて、楽しいです。
Symbioseの代表、職員、各PENCの代表たち、養蜂箱を設置
している村のおっさんたち、熟練養蜂家Babacar氏などなど。
この集まり、ここでの人脈が隊員活動のきっかけにもなったり
するので、新隊員にもこの会議のことを知らせておきました。
休憩時間になると、俺もいろんな人と挨拶したり、会話したりで、
新隊員を出席者たちに紹介する暇もなく、でも、ふと見ると、
新隊員たちは果敢に、おっさん、おばさんたちと会話していました。
俺も初めてこの会議に来たころは、「すげー!すげー!」って思って
いましたが、それからどんどん自分が村に入り込んで行くにつれて、
いくら、セネガル人による「地元」NGOとは言え、必ずしも、
彼らの活動が村人から評価されているわけではなく、
少なからぬ批判も耳にするようになってきました。
それに加え、6月にMedina SabakhでSymbiose、PENCと
養蜂研修を共催したときに、半ば、喧嘩をしたので、それから少し
疎遠になっていたいましたが、今回の会議出席で再接近です。

その会議中に、Medina Sabakh駐在の
森林技官、Amad Diouf氏から電話。
どうやら、明日、村で研修をするからそれに来て欲しい、とのこと。
しかし明日は、Amat Seckと一緒に国勢調査の続きに行く予定に
していたので、それで渋っていたら、その数分後、森林局から電話。
「頼むから、行ってやってくれ」という圧力。
これは相当だなと思い、Amat Seckに「ごめん、急遽、研修が
入って行けんわ」と言うと、「大丈夫、俺もそれに行くから」、と。
おい。


で、今日、その研修の様子。
主催はAfricareというNGOで、講師は森林技官Amad Diouf氏
(写真左)と、土壌保全専門家(?)のAmat Seck氏(同右)。
テーマは植林と、土壌浸食抑止です。
出席者は近隣の村人20人ぐらい。
俺は先日撮影した、Nioro市内で建設
された枠堰のビデオ、写真を上映する係。

この研修が昼食で以って終了して、午後は
Amat Seck氏と一緒に国勢調査の続きへ。


各村の村長(写真左)を訪ねて、Amat Seck氏(同中)が
去年までの各村の戸籍票を読み上げていきます。
この1年で亡くなった、生まれた、引っ越した、
嫁が来た、というのを書き込んでいきます。
で、これは何のためかというと、税金です。
セネガルでも住民税なるものがあって、老人、子どもなどは
除いて、年1,000F(約160円)を納めることになっています。
そのための調査で、そのお役目をどういうわけか、
Amat Seck氏が郡庁から請け負っているわけです。

この調査への同行は俺の活動には何の関係もないのですが、
この調査で回る村々が、過去あったJICAのプロジェクト、
PRODEFIの対象村であったところが多く、そのPRODEFIで
この地域を担当していたのがこの、Amat Seck氏。
彼と一緒にこの村々を回って、PRODEFIの
痕跡のようなものが見えるかな、と思って。

PRODEFI時代に植林された果樹やユーカリはすくすくと
育っていましたが、ある程度育苗、定植がうまくいって
いれば、あとは放置しておいていいものです。
それ以外に残っているのは、村人とAmat
Seck氏との仲の良さと、楽しい思い出、でした。

日本国民の税金で行われたプロジェクトなので、JICA的にも
納税者的にもそれではいかんはずなのですが、Amat Seck氏と
おばちゃんたちの楽しそうな思い出話を見聞きしていると、
なんか、それでも良いのかな、という気もしてしまいます。

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