今日は朝から昼過ぎまで、4村回ってきたんですが、
Medina Sabakh村への帰り道にある
隣村、Keur Ayip村で寄り道してきました。
ある、知っている人が最近、新しく店を開いたというので。
じゃーん。
2人のイスラム聖職者の絵が、なんとも威圧的ですが、
たまねぎ、食用油、調味料などを売る、ごく普通の店です。
そして、案外、ポップな雰囲気の音楽をガンガンに流しています。
「これ、CD?カセットテープ?」って聞くと、「いや、メモリーディスクと、
USBメモリから音楽データを読み込んで再生してるのさ」、と。
ハイテクだ。
実は彼は、つい最近まで…
馬車主でした。
この写真は、1月に開催した養蜂研修で、
資機材を村に搬送してもらったときのもの。
(このときは朝寝坊しやがったので、見積もり
よりも安い値段しか払いませんでしたが)
聞くと、馬車の仕事はなんせ、馬の食費が馬鹿にならないと。
ましてや、馬が病気や怪我すると商売になりません。
そういうわけで、月10,000FCFA(2,000円弱)の
テナント料を払って場所を借りて、店を始めたわけです。
このKeur Ayipという町はガンビアとの国境・検問があり、
ガラージュ(バスなどのターミナル)もある交通の要衝で、
電気、水道も当然、整備されていて、わが村、Medina
Sabakhよりも人口も多く、なんか、金持ちっぽい
家もちらほらあったりします。
そんな村の市場のどまん前に店を構えて
いるので、客の入りは良いみたいです。
来週火曜には州都へ、買い付けに行くとのこと。
さらに、今度は自ら農村へ行って、稗の買い付けもするつもりと。
仕入れ値がなんぼで、売値がなんぼで、という利益計算もやってました。
今日、ちょうど俺が訪ねたときは15時
ぐらいで、どこの店も昼飯、礼拝休憩中。
そんななかも、彼は営業していました。
「よく働くねー。何時から何時まで店を開けてんの?」って聞くと、
「朝7時から夜11時まで。」
セブンイレブンです。