10月が終わります。

なんと、10月が終わります!

前回のブログ更新が9月末、健康診断の前だった
ので、それから1ヶ月が経ってしまったわけです。
村人の間では、「Pierre(俺のセネガル名)はDakar(首都)で
新しい仕事をしているのか」という疑いすら出ているようです。
それもそのはず、この1ヶ月間はほとんど
任地メディナサバにはおりませんでした。


健康診断で上京すると、なんとその日から、
うだがDakarで入院することに!
虫さされを掻いたところからばい菌が
入って、感染、悪化したようです。
日本ではなんともないことが、セネガルなんかだと、
みるみるうちに悪化して、大事になったりするのです。
うだは点滴したり、処置を受けたりして、2泊で退院しました。


健康診断で上京、ホテル住まいをしていると、自宅にはないテレビが
ありまして、テレビを見るというのがけっこう面白かったりします。
フランスの国際放送よりも、セネガルの
放送の方が、今となっては興味深いです。
この写真は、セネガルの天気予報です。


健康診断を終えてメディナサバに戻った翌日、同任地の隊員と
一緒に稲刈り、脱穀の様子を見に、稲作農家を訪ねました。
この田んぼは収穫がありますが、今年の雨季は
雨が少なく、農家によっては田んぼがほぼ全滅、
つまり、収穫がゼロというところもあるようです。
厳しいです。

その数日後、再び、上京することになりました。


退院後に健康診断を受けたうだですが、その検査の中でひとつ、
ひっかかったので一時、療養帰国することになりまして。
うだの任地に行って、一緒に荷物整理、あいさつ回りなどを
して、日本へ帰るうだをDakarの空港で見送りました。


そしてその数日後、帰国したうだに会いに、うだの
友達が日本からセネガルにやってきました!
うだの代わりに、俺が代打アテンドです。


うだの任地での母にしっかり、髪を編んでもらい、セネ食もがっつり食べ、
海辺の隊員の任地ではマングローブ林での釣りにも挑戦しました。
Fimelaのばり、堤くん、青ちゃん、
Joalの真生ちゃん、お世話になりました。


日本からお客さんが来ると、普段、隊員たちに
とってはなんでもない様子にカメラを向けたり
するのを見て、俺も普通の写真を撮ってみました。
これは移動中の乗り合いバス車内。

うだの友達も日本に帰り、再び、任地へ。


その日に、新隊員2人がNioro県森林局に配属しました。
ようこそ、Nioroへ!
このいかついおやじたちが、森林局の職員です。
俺の右、局長はまだ、サッカーで負傷した足を引きずっています。
大丈夫か?


新隊員の歓迎会ということで、Nioro市で豚をつぶしました。
新隊員とは言え、さすがは青年海外協力隊!
まったく物怖じすることなく、豚さんをさばいていきました。
これは、屠殺して頭を落とし、火で毛を焼いた後の様子。

昨日は州都Kaolack市で、JICAの新しいプロジェクト、
CODEVALの専門家さんたちと、プロジェクトの対象
地域内で活動する隊員とでのお食事会に行ってきました。
このプロジェクトは土壌保全に関するもので、先月、撮影の
ために参加した枠堰建設も、このプロジェクトとは別物では
あるものの、同じく、土壌保全を目的としたものです。
ずいぶん久しぶりに、「開発」に関する話を聞いた気がします。
ビールを飲みながらだった、ということを抜きにしても、心が躍りました。
自分の進路を開発業界に取ることはやめましたが、
やはりこの分野への興味関心はあるものです。
私たちの配属先であるNioro県森林局もこのプロジェクトの
カウンターパートとなっていて、局長もやる気満々のよう
なので、残り任期5ヶ月、何か、関われたらな、と思いました。

明日は、うだのおうちの電気代と警備員代を
払いに、日帰りでThiadiayeへ行ってきます。
帰ってきたら、がっつり村を回って、タバスキ
(イスラム教の犠牲祭)を迎えます。

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