サッカー・養蜂研修・日本祭

さてさて、スペインバカンスからセネガルに
戻ってきて、半月ぐらいが経ちました。
何をしているかと言いますと…

Nioro市在住の隊員がサッカー大会を開く
というので、それのお手伝い&参戦してきました。
絶望的球技センスの私ですが、意外と、
サッカーは小さい頃によくしていて、割と好きなのです。


ラインを引く隊員たち。
Nioro県内の7人の隊員が集まりました。


トーナメント表。
この中で優勝に輝いたのはsucar si。
意味はウォロフ語で「砂糖」ww
セネガル人のネーミングセンス、なかなか、良いです。
ちなみに、日本人チームはdegguma dara。
意味はウォロフ語で「さっぱり分かりません」ww
1-2で初戦敗退しました。
しかし、ずいぶん久しぶりのサッカー、楽しかったです。
セネガル人の体力には全然、及びませんが。。。

プレー中の写真、撮り損ねたー!


2日間に渡る熱戦を終え、挨拶中。
左端、主催の原隊員(野菜栽培)。
その右、ニオロ県教育委員会の偉い人。
その右、ニオロ県森林局の偉い人。


上位チームには景品としてジュースが配られました。
で、そのジュースを、獲得したチーム
メンバーだけでなく、みんなで分け分けします。
禁酒のイスラム教なのでビールかけ
とかはなしないあたりが、平和でいいです。
手前の渋い表情は、あと数日で帰国の浅井隊員(植林)。


そのサッカー大会の翌日からの3日間、Nioro市から10km
ぐらい離れたProkhane村で養蜂研修が開かれました。
住民組織PENC Prokhaneの主催で、講師は、俺が開いた
研修でも講師を務めた、ベテラン養蜂家のBabacar Diop氏。
俺は今回、この研修を補佐してきました。
なんやかんやで、養蜂箱も5つ作ってきたので、
いろいろと勝手が分かるようになりました。


出来上がった養蜂箱。

しかし、この養蜂箱をどこに設置し、誰が管理
するのかということがまったく、計画されていない!
PENCの主催でありながら、そのリーダーは時折、研修
会場に様子を見る程度で、実質、講師たちに丸投げ状態。
設置場所についてのもめごとやら、その無計画さについて
地元の行政官からの叱責やら、全部、講師が受ける羽目に。。。
1日目は何かの手違いか、昼飯すら出なかった。

6月に俺が養蜂研修をPENC Medina Sabakhと共催したときも、
PENC側の無計画さに振り回されて頭にきたものですが、
今回、少し距離を置いた立場から見ていると、
「まぁ、よくあることですね」というふうに見えました。
もちろん、これは良くないことですが。

PENCはNGOの支援を受けて数々の研修を開いては
いるものの、はっきり言って、効果がないものが多いです。
研修をすることに意義があると思っているのか、研修で学んだ
ことを住民が実践したのか、研修によって住民の暮らしが
良くなったのか、そこについての関心があるのやら、ないのやら。
資金の出所はオーストリアのNGOではあるものの、活動の
計画から実施まで、すべてセネガル人の手で行い、その活動も
現場である村でなされていることは意義があると思うのですが。
あともう一息、かな。


最後に、17日(土)は州都Kaolack市在住の隊員
主催の日本祭のお手伝いに行ってきました。

写真:浴衣と手ぬぐいを身にまとい、踊るうだ

俺は「お箸で落花生つかみ」という
割と地味なブースを担当しました。
すぐにマスターして、落花生つかみにはまってしまう子どもも
いれば、お箸を持つことすら間々ならない大人もいたり。
手で食事をする文化の人からすれば「なんで、
こんな不便な道具を使うのか」と思うでしょうな。

他にも、書道で自分の名前を書くブース、けんだまブース、
写真やパンフレットやビデオで日本を紹介する展示ブース、
着付けブース、水ヨーヨーブースなど。
けんだまも、完全にマスターしたセネガル人がいましたね。

さて、Medina Sabakhに戻ってきて、昨日からは活動4号
報告書の執筆と、草ぼうぼうの庭の草抜きに励んでおります。
それが済んだら、村を回ってこよう。

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