Alpujarra地方にやってきました。
ここは山の斜面に張り付くように、真っ白な壁の家々が並んでいます。
もとは、レコンキスタでカトリックに追われた
アラブ人の残党がここに住み着いたそうです。
山道をバスに揺られ、うだは嘔吐しながら
やっとの思いで着いたCapileira村。
少し休んで、復活。
村の至る所に、飲むことのできる湧き水ポイントがあります。
冷たくて、おいしい!
本家のばあちゃんに葉書を書いているところ。
数日後、葉書を受け取ったばあちゃんからのメールで、昭和54年、
ばあちゃんにとっての初海外旅行がここ、スペインだったとのこと。
後ろは談笑する村のおっちゃんたち。
この村で食べたイタリア料理店のピザ、うまかったなー。
Capileira村をあとにし、バスに散々揺られた山道を
Granada方面へ徒歩で下って戻ることにしました。
その途中にあるBubion村。
もう、絵葉書とかで見るような世界ですよ。
どの家も、こんなかわいらしい煙突が立っています。
今も使われているっぽい。
どうやらここは織物が特産のよう。
ここで80ユーロぐらいする上等な布を買いました。
冬場のマフラーやひざ掛けに。
もちろん、セネガルでは使いません。
寒くないからではなくて、汚れるからです。
Bubion村からさらに山道を下って、Pamaneira村を目指します。
途中の湧き水で足を冷やしてみたり。
到着すると、そこにはまさかの、この遊具。
中国の至る所で見る、この遊具が
まさか、ここにまで進出していたとは!
Pamapaneiraでの夕食はパンに缶詰、瓶詰めのおつまみと、
ホテル内のバーで売ってもらったTinto de Veranoを飲みました。
赤ワインのソーダ割りに、がんがんに
氷を入れて冷やしたもので、これまたうまい。
Pampaneiraで一泊して、次の目的地はOrgiva(オルヒヴァ)。
うだの指の先の街です。14km離れています。
車がびゅんびゅん走る幹線道路沿いで、スペイン
養蜂家が蜂蜜を直売しているではありませんか!
一瓶、購入し、俺もセネガルで養蜂をしていると言うと、
「(養蜂箱は)何箱持っているのか?蜜源は何か?」と、
さすが養蜂家、食いついてきました。
そう、ここは蜂蜜の名産地でもあって、
どこの土産物屋でも蜂蜜を売っています。
村を歩いていても、蜂が飛び交うのをよく見かけました。
なるほど、いつも見るアフリカミツバチ
より大きい、セイヨウミツバチでした。
途中、自生のイチジクの実を取って食いました。甘くてうまいな。
Orgivaに着いても果物がうまいぜ!
なかなか宿が見つからず、市場で「どこか安宿を
知りませんか?」と聞いたところ、「私たちの空き
部屋を15ユーロでどうかしら」と言われ、そこに決定。
ちなみに、シャワーがなかったので、Orgiva市民プールに
行って泳いで、そこのシャワーを使いました。
翌日、さらに下、Lanjaronへと向かいました。
ここも10kmぐらい離れていて、しかも、
上り坂もあってハードな道のりでした。
そして、ようやく到着した、力強いうだと、
覇気のない私。
Lanjaronのお土産屋さんで表札を買いました。
帰国したらこれを使おう。
トルコ料理店にて夕飯。
ここのケバブ、うまかった。
うまいものも食ったり飲んだりすれば、なくなるのです。
この街には湯治場があるというので行ってみました。
かなり本格的で、お金持ちのお年寄りがいっぱい居ました。
足の疲れも取れたかな。
好きな花は朝顔です。
LanjaronからはバスでGranadaへ戻ります。
車窓から見える風力発電。
Lanjaronまで下ってくれば、山道のうねうねも大したことないです。
次はGranadaを経由してSevillaを目指します。