村では養蜂、都市では暴動

随分久しぶりの更新となってしまいました。
生きています。


(写真)
隊員連絡所(隊員が首都で泊まるためのドミトリー)の台所にて

さて、6月頭に開いた養蜂研修で作り、すったもんだの末、
研修翌日にMbap村に設置した養蜂箱。


風や家畜などによってふたが開けられて
しまわないようにと、紐で縛ってありました。

設置2日後には蜂が入ったようなのですが、その後、
蟻に占拠されてしまい、蜂は出て行ってしまいました。


蜂が入っていた証拠。少しだけ巣房ができていました。

養蜂箱を掃除して蟻を追い出し、その後、蜂は戻ってきました。


が、再び、蟻が占拠してしまい、ふたを開けたらこの様。
掃除して、今度は少し場所を移していました。
さぁ、どうなるか。

一方、Nioro市の金属加工屋に出していた型枠
ですが、こちらももめながらも完成しました。


元不良のようなオーラをかもす、金属加工屋のBasil Mbow氏。
実際、しゃべり方も不良っぽく、ちょっとかったるい感じ。
彼の作業場はいつも、ビートの効いた
イスラム音楽が爆音で流れています。

型枠が出来上がったので、養蜂研修に来ていた
あとの2村での養蜂箱作りも始めれます。


そのうちのPakala村で養蜂箱設置
予定場所を検討していたときの写真。
このバオバブ林に決めました。


この林には既に蜂の巣が多くあって、木の枝
からぶら下がった、超巨大な巣もありました。
3年かけて、ここまで大きくなったそうです。


そういうわけで、今日、Sangap Thiamene村で、
Pakala村の住民も含めて、養蜂箱作りを始めました。
セメントを混ぜています。
子どもたちもいっぱい集まってきます。


あの型枠にセメントを流し込みます。


養蜂箱に入れる部材を切ります。

今日はここまで。

明日、型枠を開き、部材を完成させて、ふたを取り付けます。
最大の問題は、初めて使う型枠をきちんと開き、
はずせるかと、部材の寸法が合うかどうか。
きっと何か、問題が起こる気がします。


イノシシ解体の写真。
村でイノシシが獲れたということで、前足1本と
後ろ足1本を800円弱で買って、食いました。


(写真:ロイター通信
村がイノシシで盛り上がっていたその頃、
首都ダカールでは大規模な暴動が発生していました。
日本では報道されていないようですが、大統領が
自分の息子のために副大統領のポストを新設する
ことを目的とした憲法改正に対して、国民が大反発。
首都だけでなく、各地の都市部でデモや暴動がおき、ここNioro県の
県庁所在地でもデモが起こって、憲兵隊が出動していたそうです。
さらにその数日後には、長引く停電に反発して、
電力公社に対する暴動が都市部で発生。

セネガルが荒れています。

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