枠堰建設事前調査

昨日は枠堰(わくぜき)建設の事前調査に同行してきました。
去年の今頃も、枠堰建設に同行していました。
あれからもう1年経ったわけですな。


枠堰というのは、水をせき止める「堰」の一種で、木材(樹種は
ユーカリ)で枠を組んだ中に、石を詰め込んだものです。
この堰はコンクリート製のダムのように完全に水をせき
止めるわけではなく、水の勢いを弱める程度のものです。
完全に水をせき止めてしまうと、行き場を失った水が
あふれて、またさらに新しい水流ができてしまいます。
水の勢いを弱めるだけでも、土壌の侵食は随分と収まるようです。

セネガルは雨季と乾季があって、雨季には日本の梅雨
以上に雨が降り、それが洪水になることもあります。
日本のように排水設備があるわけでもなく、
地表を流れる水が地面を削って、谷を作ります。
この谷が道路を寸断することもあれば、畑地を狭めたりと、
村人の生活に影響を及ぼしてくるわけです。

枠堰の建設を進めているのがセネガル国立土壌研究所
Institut National de Pedologie=INP)です。
で、ここから実際の計画・準備、資材調達、人工の確保、建設を
行っているのが、Medina Sabakh在住のAmat Seck氏です。
彼から話を聞き、この枠堰建設の事前
調査に同行させてもらうことにしました。


俺、Amat氏、運転手氏、INP職員のIbrahima Sajo氏、Sajo氏の
息子のSouleyman君というメンバーで、Nioro県Wak-Ngouna郡
Koutango村とその周辺の村を回ります。
Medina Sabakh村からは70kmぐらい
離れていますが、同じNioro県内です。
写真のように、枠堰建設予定地で谷の幅、深さを測ります。


畑のど真ん中に、こんなにも深い谷ができていました。
「俺の畑を何とかしてくれ」と村人が訴えていました。

近々、18の枠堰を建設することになり、村人には食事と
お茶と、労働力としての人手を準備するように伝え、終了。

次、Medina Sabakh村近くのKeur Sakala村へ移動。
その途中、Nioro氏を通過したので、
型枠の金属加工屋に立ち寄りました。
すると、期待以上に、うまいことやり直しをしてくれていました。
あれなら、うまく使えそうな気がします。
明日、完成予定。


さて、K.Sakala村。
ここで、枠堰建設に必要な木材を調達します。
MITSUBISHI製のINP車に満載。
俺も、切った木材を運び、積み込む作業をお手伝い。
生木は水分を吸っていて、重い、重い。

Medina Sabakh村となりの、
Keur Ayip村に戻ったのは18時ぐらい。
昼飯抜きでの作業だったので、疲労、空腹が半端ない。
ちなみに、朝は6時出発でした。


さすがにAmat氏も、申し訳ないと思った
ようで、羊の焼肉をおごってくれました。
疲れ顔のAmat氏と、無理やり、元気を出してみた俺。
塩を振って、焼いた羊肉にマスタードを絡めて。
激うま!

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