養蜂家支援の日常

「帰国後のこと (2)」を書くかと思いきや、蜂の話です。


Kayemor村Moustafa Ndiaye氏の蜂蜜。
去年の6月だったかな、俺が初めて採蜜作業に
関わった養蜂箱の2度目の採蜜です。
全部で15Lぐらい採れました。
彼の養蜂箱は2段式でラングストロース式と呼ばれる
タイプで、下段は蜂児、上段は蜂蜜というふうに、
段ごとに中身が分かれる、というものです。
今回、養蜂箱を移転する必要があって、箱を軽くするために
全巣板を取ったのですが、確かに、下段から取った方には
蜂蜜が少なくて、白い蜂児が多く、上段はその逆でした。
なるほど、理論どおりです。


蜂蜜の搾りかすを砕いて、洗って、煮出して抽出する蜜蝋。
この作業は今まで、自宅では3回ほどやって
きましたが、今回、初めて、村でも作ってみました。
巣房の量の割には、蜜蝋は少なかったですが、まぁ、成功。
写真は、トマト缶に溶けた蜜蝋を入れて、
冷えて固まるのを待っているところです。

昨日は、Ndiagn?ne村の養蜂箱を養蜂家と一緒に見に行きました。
1月の養蜂研修で作って、設置したもので、
順調に蜂群が勢いを増しているようでしたが、


外ぶたがずれている!
犯人は、風か、家畜か、子どものいたずらです。

「すぐに直したいから、防護服を貸して欲しい」と言っている
矢先、養蜂家はまぶたを一発、蜂に刺されていました。

こうやって、村に足を運びつつ、次の養蜂研修開催、防護服や
機材の製作のための予算申請の事務作業もやりつつ、です。

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