関係者分析

土日連続で、朝から夕方まで遠出して村に居て疲れたというのもあり、
昨日はバイクの運転中に砂にタイヤを取られたときに足をついて
捻挫して痛いというのもあり、今日は引きこもりでした。

先日の日記で書いたように、ひとりPCMを始めました。
改めて、PCMのテキストも読んでみたり。
さて、PCMのメインともなる、問題分析と目的分析に
入る前に、関係者分析というのがあります。
あるプロジェクトを行う上で、それに関わる主体(ステークホルダー)を
洗い出し、それぞれの強みや弱みなどを明らかにする作業です。
問題分析や目的分析は本当に、頭を使う作業であるのに対して、
関係者分析はそうでもなく、あくまで、「序章」といった感じです。

が、その序章に、ほぼ、まる一日かかってしまいました。
ひとえに、「村」と言っても、その立地
条件によって、状況は大きく異なっています。
農耕地や放牧地と競合しない植林地である、
バオボロン川の岸からどれぐらい近いか。
買付人がやってくる国道からどれぐらい近いか。
また、その村は植林をやっているのか、育苗を
やっているのか、もしくは、その両方をやっているのか。
そんなこんなで「関係者:村」は計10パターンに及びました。

その他、木材の買付人、木炭の買い手、森林局、住民組織PENC、
地元NGOのSymbiose、我々、青年海外協力隊、アメリカ人
ボランティアのPeace Corpsなどといった関係者が洗い出されました。

次に、その関係者が何者であるかという基本情報、
その関係者の持つ問題・弱点、どんな希望・期待を
持っているかというニーズ、強み、対応策、今後、確認
すべき情報をそれぞれ、書き出していきました。

これまた、大変でした。

しかし、時間がかかったということは、今まで、それだけ、
頭の中で整理ができていなかったわけで、それを
整理していくのに時間がかかったというわけです。

明日も、続きをするつもりでしたが、地元NGO、Symbioseの総会が
明朝からニオロ市であるとの情報を得、同居の隊員、PENC
メディナサバ代表のOusman氏、PENCメンバーで育苗職人の
Mamour氏とそれに行ってくることにします。

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