ここ1週間ぐらいは、ちょこちょこ、村へは足を
運んでいますが、特に、活動は進んでいません。
今日も、会いに行こうと思っていた森林技官も、住民組織の
地区リーダーも、養蜂をやっている村人も、電話で
アポを入れようとしたら、みんな、外出中でした。
しかし、そのうちの住民組織PENCのメディナサバ郡リーダーは明日、
Kayemor村でそのPENCの会議があって、それに行くというので、
それに同行させてもらうことになりました。
明後日は、ユーカリなどの植林、販売などを支援する組織の会議が
Mambi Toukouleur村であるので、それに行ってきます。
さて、養蜂についてはNdiakh?ne村のPapa Seck氏とこれから、
話を詰めていって、養蜂研修の開催にこぎつけ、まだ養蜂を始めて
間もない村人の、技術レベルを向上させたいと思っています。
セネガル人が講師で、セネガル人が受講生という研修を、俺が
初コーディネートしていくわけですが、ここは、村落開発普及員の
師匠と呼ばせていただきましょう、Amat Seck氏にもアドバイスを
いただきながらすすめていくつもりです。
ユーカリ植林については、俺の脳内が混沌としています。
村人、先輩隊員、森林技官たちから話を聞き、プロジェクトの
報告書を読み漁って、情報は入りつつあるのですが、
なんというか、問題の構造が複雑で、頭の中が整理できません。
養蜂は、頭の中にごちゃごちゃと羅列していた知識や経験を、
とりあえず、養蜂マニュアルという名目で、内容を章立てして
文章化してみることで、自ら今後、確かめるべきことや、試して
みるべきことなどが明らかになってきたかなと思います。
ユーカリ植林についても、あれやこれやを章立てして文章化
しようと、数日前からパソコンとにらめっこをして目次の
構成は出来上がったものの、どうも、ぱっとしません。
このまま文章を書いていっても、頭の中が整理できる気がしません。
そこで、本来は地元住民たちを巻き込みながら行う参加型の
開発援助手法、Project Cycle Management
(PCM)を、自分ひとりでやってみようと思います。
大学5回生のゴールデンウィークに、某開発コンサルタント
企業主催のセミナーでこのPCMについてみっちり、受講。
村落開発普及員を対象とした事前研修でも、このPCMは習いました。
今回、初めて使います、ひとりで、ですが。
とにかく、まずは自分の中で、関係者分析、問題分析、
目的分析をやってみて、頭の中の整理をして、
それから次のアクションを取っていきたいです。
用意するものは付箋と、カレンダーの裏紙と、ペン。
さて、始めようと思ったら、眠くなったので寝ます。