ヒエをやめて、コメを始める。

(写真)Ousman氏。手前がコメ、奥がヒエ。

昨日は住民組織PENCのメディナサバ郡担当、

Ousman Tour?氏と一緒に、稲作をやって

いる村をいくつか回ってきました。

 

Medina Sabakhんぼから出発Diagl?,

Santie Dakhar, Mbapと、今まで行ったことの

ない村々を回ること4時間、距離は40km

JICAセネガル事務所の規定で、一日のバイク走行距離は

40km以内となっていて、ちょうど、その40kmでした。

 

この地区で稲作を始めたのはまだ2年ぐらいで、

地元NGOが種子、肥料と、稲作技術を提供しています。

コメの品種はSahel108Nerica6

 

俺は農業のことはよく分かりませんが、素人目に見た感じと、

村人の話によれば、虫害や病害はほぼ出てないようです。

農薬や殺虫剤も使っていないとのこと。

ただ、放牧されている牛に食われて

いる田んぼはありましたが。

 

稲作をする前は何を栽培していたのかと聞くと、ヒエ。

なぜ、ヒエからコメに転換する必要があるのかと聞くと、

ヒエは売価が約125fs/kgなのに対して、コメは約250fs/kg

しかし、コメは基本的には、

売るのではなく、食べるためです。

農民たちはヒエ、トウモロコシ、落花生などの

商品作物を栽培して売り、その金でコメ(主に、

東南アジアからの輸入米)などを買っています。

安いヒエを売って高いコメを買うぐらいなら、ヒエ栽培を

やめて、コメを自給した方がいい、というわけですね。

問題点を聞くと、ヒエ栽培に投入する肥料に比べ、

稲作に投入する肥料が若干、高価だそうですが。

 

JICAは「やたら」と言ってもいいぐらい、アフリカでの

稲作、特に、ネリカ米の普及に力を入れています。

戦後アメリカが、戦略的に日本に小麦食を広めたように、

日本もアフリカでの米食を広め、コメの輸出先にしようと

しているのだろうか、なんて考えたこともありましたが、

あながち、稲作の普及は悪くないのかもしれません。

実際、セネガルに来てみると、チェブジェン、スープ

カンジャ、ヤッサギナール、マフェといった、主だった

セネガルの伝統食のほとんどが、コメです。

セネガルでの米食の歴史は知りませんが、コメは

セネガル人にとって、既に、不可欠な食糧です。

植民地時代から商品作物の栽培が奨励されてきましたが、

今ではセネガル政府も、食糧自給を推奨しています。


技術的に見ても、Sahel108Nerica6

すくすくと、セネガルの大地で育っています。


という、一日。

(おまけ)

かまきりが現れた!

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