養蜂箱、転ぶ。


(写真)大雨で陥没したり、水浸しになったりした道路。
でも、このぐらいのちゃんとした道路は工事して直します。

昨日は朝9時過ぎから夜9時前まで、ほぼ出ずっぱりでした。

午前中から夕方にかけては、養蜂箱のあるKayemor村へ。

あちゃー!

こちらも雨風で転倒してしまっています。
しかしご覧のとおり、蜂はいっぱい居ますね。
前任者が養蜂箱を設置したのはすべて、去年の乾季の間で、
どの養蜂箱にとっても今年の雨季が初めての雨季となります。
そして、そのすべてがこのように、転倒!

Kayemorの養蜂箱はテーブル状の木製の台に置いてありました。
村人のMoustafa氏と、対策を練ります。

M氏
「今度は壊れないように、金属製の台を鉄工屋に作ってもらおう。」


「かなりのお金がかかるだろう。それに、万一壊れると、
 それを直すのにまた、金がかかる。ブロックを4つ
 置いて、その上に載せるだけでどうだろうか。」

M氏
「ブロックの高さは55cm。大雨が降ると
 水が養蜂箱に入る危険性がある。」


「では、土で山を作って、その上にブロック、
 その上に養蜂箱でどうだろうか。」

M氏
「山が雨で浸食されて、崩れる。」


「他の村では木の股に置いて、枝で固定した。それはどうか。」

M氏
「養蜂箱は防犯を考えて、村の共有畑に置いている。
 その畑の中で移動するには、畑の管理者とも相談
 しないといけない。木を4本、地面に刺して足とし、それに
 横棒を渡した上に養蜂箱を置くのでどうだろうか。」


「Ndiawara村がそのやり方だ。あの村の養蜂箱も
 転倒したが、直すのは簡単だった。高さも確保されるから、
 水も入ってこない。それでいこう!」

というわけで、木の棒はM氏が用意し、9日に俺が
また村に来て、一緒に作業をすることになりました。

M氏とは、今後、メディナサバ郡内の養蜂家たちが道具や
防護服などを共有し、修繕・管理したり、養蜂の技術や
経験を共有するための組合が作れないだろうか、という話をした。
これから、他の村でも養蜂組合設立の話を
ちらつかせて、その可能性を探ってみたい。

前任者は養蜂を始めるという成果を残した。
俺は養蜂を続けるという成果を残してみたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です