養蜂3ヵ村 巡回


(写真) カエルくん x 2
俺の部屋の床シートと同じ柄になったカエルたち。
彼らが部屋の虫をどんどん、食ってくれるのです。
ちなみに、ウォロフ語でカエルは「ンボック」と言います。

さて、日曜日から4日連続で村訪問です。
そのうち、これが普通になるんでしょうが、スロー
スターターであり、家に居るのが嫌いでもない
俺にとってはなかなか、ハイペースです。

今、疲れています。

月曜日午前はSantie Djiguimar村へ。
落下した養蜂箱を村人が、俺から防護服一式を借りて、自力で直した村です。
その防護服を返してもらいに行ったわけですが、養蜂をやっているEl Hadji氏が、

「最近、養蜂箱の隣の畑で作業を
 していると、刺される。俺が。移動したい。」

、と。
なるほど。
今から移動させる気満々だが、そこは、
「まず、設置場所を見つけてから運ぼう」、と提案。

そうこう話しているうちに、
「向こうの木の多い辺りに持って行くと、盗難の危険性がある」
ということになり、悩むセネガル人と日本人。

E氏
 「じゃぁ、ここだ!」


 「元のところより、畑に近いやん!あんた、もっと刺されるで!(笑)」

E氏
 「そうだな(笑)」

結局、移動はせず、しばらくは刺されながら
農作業をすることを我慢するということになりました。
アフリカミツバチは凶暴なので、巣や蜂に
危害を加えなくても、人を襲うのです。

人気のないところに設置して盗難を防ぐか、人気の
あるところにおいて刺されないようにするか。
なかなか解決策がなさそうですが、考えてみます。


養蜂箱の移動先を探している途中の地面。
ユーカリの成木から落ちた種から、自然に発芽したユーカリたち。
えーっと、隊員や森林局が必死になってユーカリ育苗・植林を
頑張ってますけど、勝手に生えているんですね、君たちは、ここで!


 「ユーカリは誰かに売っているの?」

E氏
 「欲しい人がいるなら、教えて欲しいぐらいだ。」


 「……。」

ちなみにこの村、アメリカの援助機関、USAIDのプロジェクトが
入っていて、足踏み式井戸が半年後にやってくるそうです。

午後はHamdallaye Thiam?ne村へ。
ここも、荒廃した養蜂箱を村人が自力できれいにして再設置してます。


(写真)Santie Djiguimar村で見せてもらった、セネガル式養蜂箱

村人のSakou Thiam氏と話しているうちに、今後、セネガル式
養蜂箱を森に追加設置しようということになりました。
俺がこれまで読んだ資料では、伝統的なやり方では採蜜のときに、
蜂を焼き殺しながらの作業になり、かなり破壊的であるとありました。
当然、蜂も、蜂の巣も、蜂蜜も再生するのが大変です。
が、Sakou氏が言うには、採蜜のときに煙を
かけるだけで、焼き殺さずにできる、と。

今度、Sakou氏がメディナサバに来たときに、大工を2人で
訪ねてセネ式養蜂箱作製の値段を聞いてみようと思います。

昨日、火曜日はNdiawara村へ。
配管工を連れて、2回目の修理見積もりです。
どうも、バルブ周辺の交換だけでいいと彼は言い、安い金額が出ました。
今度、その見積書を持って、住民組織の代表と話し合ってきます。

今日もNdiawara村へ。



あちゃー。

昨日、Ndiawaraに来ると、村人Iburahima Gueye氏が
「養蜂箱が強風で倒れた」と言っていたので、
今日、防護服を持って参上したわけです。

防護服を着て、炎天下、2人で汗だくになりながら修理しました。

箱は大きく傾いていましたが、中をのぞいてみると、
ご覧のとおり、蜂蜜がぎっしり詰まった蜂の巣が!
薄く蓋がしてありますが、これは満タンということです。
蜂蜜が少し、滴り落ちているのも見えるでしょうか。
まだ、巣は小さく、新しく建設中の部分もあり。
雨季が終わるまではまだしばらく放置です。

明日はニオロ市の森林局へ、会議に行ってきます。

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