住民組織PENC(ペンチ)

 昨日の朝から昼過ぎまでは、Nioro市内在住の
隊員2人と一緒に、Kayemor村に行ってきた。

メディナサバ郡内は3つのcommunaut? rurale
(村落共同体=郡と村の間の行政区分)に
分かれていて、
Kayemorはそのうちの1つの中心となる村。

人口は約2,500人で、電気も水道も整備され、

モスクはもちろん、診療所や学校もちゃんとある。

このKayemorに来たのは、先日、地元NGO、Symbioseの事務所で
Kode Ndiayeという
スタッフと話していて、
「Kayemorで稲作をやっているから、見に来るといい」
ということになって、それで、来てみた。

同じくSymbioseで農業技術者をしているMathioye Tallと、

Kodeとが2つの田んぼを案内してくれた。

どちらも日本のような灌漑設備があるわけではなく、陸稲(おかぼ)。

片方はSahel108、もう片方はNerica1という品種のコメだ。

NericaはJICAもやたらお奨め中のコメで、New Rice for Africaの略。

Sahelも名前からして、サハラ以南アフリカ向けのコメっぽい。


(写真)
左半分が落花生畑、右半分が稲作。

KayemorのNericaの田んぼの面白いところは、今年の田んぼの
半分は去年、
メイズ(とうもろこし)を栽培していて、もう半分は去年、
落花生を栽培していた
ところ、というふうに輪作をしている点。

元メイズエリアのコメと、元落花生エリアの
コメとで生育の比較をしているという。

Kayemorで稲作が始まったのも割りと最近らしく、
農業技術者の
助言を受けながら、試行錯誤をしているようだ。

同行した同期隊員(野菜栽培)曰く、
「雨がもっと多くなれば病気が増えるかも
しれないが、今の段階では
順調。それなりの収穫があるのではないか。」とのこと。


田んぼの視察のあと、住民組織PENCの事務所に案内された。

各村々の諸問題を話し合う組織で、このPENCが先述のNGO、
Symbioseをはじめ、
国内外のNGOや国連機関とコネクションを
持って、村への問題解決策を出しているようだ。

事務所ではスタッフたちがミーティングをしていた。

そこには薬草プロジェクトのNGO、Enda Santeのリーダーもいた。

彼には先日のNdiawaraでの配水設備
修理見積もりの件で報告をしておいた。


事務所の奥には銀行があった。

どうやら、村人や村の野菜組合などを対象とした

マイクロ・クレジット(小額投融資)の窓口のようだ。

また、敷地内には農業資料を保管する図書館や、

肥料などを販売する商店も併設されていた。

すごいよ、PENC。

PENC事務所を後にし、以前、この村で一緒に
採蜜をしたMoustafa Ndiayeを訪ねた。

養蜂の現状や、今後の予定などについて話し合った。

20kmぐらい離れた遠い村で、往復のバイク運転で

疲れはしたが、とても有意義な村訪問となった。

帰り道、森林局の技官、Dioufと会った。

週明けの月曜日に、彼の管轄区域内の
森林保護区へ植林に行くという情報を得た。

車が出るらしいので、それに一緒に乗せて
もらい、作業をしに行くことになった。

楽しみやな~。

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