(写真)野生のカメレオンを肩に乗せてみた。
約3週間ぶりの更新となりました。
元気に生きておりますよ。
こんにちは。
首都ダカールから車で2時間のところにあるティエス市で3週間に渡る
語学訓練&ホームステイを終えて、昨日、ダカールに戻ってきました。
やってきましたよ、ウォロフ語。
まずは挨拶。
Asalaa Maalekum.
これはもちろん、アラビア語の
アッサラーム・アライクムが訛った発音ですね。
セネガルはほとんどがイスラム教徒の国であります。
その次に交わされるのが、Nangeen def?
これは、Naka(how) -ngenn(二人称複数)-def(do)?が短くなった
もので、英語でいう「what’s up?」みたいなもんでしょうか。
やはり、新しい言語を始めるというのは面白い物です。
たとえば、「私はチェブジェンを食べる」という文章に対して、
(写真)語学学校の先生、Karim。別名、おぎやはぎの「おぎ」。
私がチェブジェンを食べる(主語を強調)
Maay lekk ceeb u jen.
私はチェブジェンを食べる(目的語を強調)
Ceeb u jen laay lekk.
私はチェブジェンを食べるんだ(動詞を強調)
Damay lekk ceeb u jen.
というのように、文章で強調したい語によって、主格となる
代名詞が変わるだとか、まぁ、いろいろと、これまでかじって
きた外国語にはない特徴があるわけです。
もがきながらも、「へー、こんな文法もあるのか!」って感心したりする。
(写真)バオバブはあちこちに普通に生えてます。
こっちに来て約1ヶ月も経つと、完全に慣れます。
今のところ、セネ飯はうまいし、酷暑というほどの暑さの洗礼は
まだ受けてないし、嘔吐蹴りに見舞われることもなく、
悪い人たちにとり囲まれるということもなく。
セネガル人は概して、フレンドリー。
悪意のありそうな輩も居ないことはないけど、
よく興味本位で声をかけられる。
近所のブティック(売店)の兄ちゃんや、毎朝同じ時間に
掃除をしとる近所のおばさんとか、すぐに仲良くなってしまう。
あと、歩行者に対して運転が優しい。日本の次に優しいと思う。
モンゴルなんかは、歩行者が横断
しようとしたら、車が加速するというのに。
ホームステイは、セネガルでは多数派のウォロフ人に対して、
少数派のセレール人で且つ、多数派のイスラム教徒に対して、
少数派のキリスト教徒の家庭でした。
家族どうしの会話はセレール語やけど、
フランス語やウォロフ語も普通に話せます。
食事の前は「アーメン」のお祈り、すべての部屋に
十字架とキリストさんやマリアさんの絵が飾ってあります。
そんなご家庭からいただいた名前は、Pierre Meissa FAYE.
これから2年間、この名前で生活することになります。
どうぞよろしく。